日本共産党第29回大会最終日の18日に幹部会委員長に選出されたばかりの田村智子氏は同日夕、TBSラジオ「荻上チキ・Session」に出演し、就任後初めてメディアで今後の抱負などを語りました。
田村氏は、第29回党大会の報告や決議の策定にかかわった経験を紹介。102年の歴史を持つ党の活動や理論の到達を語るとともに、「歴史的に紡いできたものを受け継ぎながら、党の新たな発展のために力を尽くしていきたい」と抱負を述べました。
また、「国政の分野で日本共産党の代表を担うことになる。自民党政治が今、ここまで腐って、行き詰まっているところだから、国民に対し、日本共産党の政策には希望があるということをリアルに、具体的に伝えたい」と話しました。
田村氏は、日本社会のジェンダーギャップが依然大きく、日本共産党初の女性委員長への就任は、「党として、ジェンダー平等を一歩ずつ進めていくことを示すことになった」「日本社会のジェンダーギャップをなくしていくことと、党の会議のあり方を含め、女性も参加できるような活動の改革は両面でしていかなければならない」と語りました。
荻上氏が「政治資金のあり方についてどう向き合うか」と質問すると、田村氏は「腐敗の温床となっているのが、企業・団体献金だ。全面的禁止を国民の世論を背景に実現したい」と答えました。
2024年1月20日(土) しんぶん赤旗
| 日本共産党第29回大会/希望の政策伝えたい/田村新委員長が抱負国民的大運動広げよう/全国革新懇が代表世話人会/志位・田村氏参加