全国学者・研究者日本共産党後援会は2日、日本共産党本部(オンライン併用)で世話人総会を開き、30人が参加しました。
土井洋彦(うみひこ)党学術・文化委員会責任者が第29回党大会決議案の内容を報告し、田村智子党副委員長・東京比例ブロック候補があいさつしました。
田村氏は「多数者革命について深めて考えるほど、日本共産党の役割が重いと自覚させられた。研究の成果を学びながら、生きた論戦の中で、変革の哲学を国民に伝えて、国民が自覚して革命に立ちあがるところまで働きかけをしないといけない。なんとしても躍進を勝ち取って市民と野党の共闘の再構築、連立政権の道を切り開きたい」と訴えました。
開会あいさつで、宮地正人代表世話人が国立大学法人法改悪法案や自民党政治への危惧を述べ、「共闘の道は日本共産党の先進的活動によってしか切り開かれない」と述べました。
総会では、滋賀県で新たに後援会が発足したことが報告されました。来たるべき総選挙に向けて市民と野党の共闘の再構築を目指す「申し合わせ」で今後の活動を確認しました。
討論では「教育費無償化を一貫して求めてきたのは共産党」などの意見が出され、決議案の実現への期待が表明されました。
26年間、代表世話人を務め今回退任する100歳の増田善信さんが閉会あいさつをしました。
2023年12月3日(日) しんぶん赤旗
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