日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は29日、長野市内で開かれた党演説会に参加し「国民の声を聞かない岸田政権にノーを突きつけ、政治を変える希望を切り開くために共産党を大きく伸ばしていただきたい」と訴えました。長野市議選(9月10日告示、17日投票)に挑戦する6人の予定候補者も登壇。「平和とくらしの願いに応える市政に変えるため頑張ります」とアピールしました。
会場いっぱいの参加者が集まった若里市民文化ホールで田村氏は、健康保険証の廃止や低すぎる最低賃金の大本に、大企業の目先の利益を優先する政治があるとし、「この構造を変えたい」「党と国民を分断しようとする攻撃を党を大きくして乗り越えよう」と『日本共産党の百年』を掲げて訴え、長野市議選での全員当選、総選挙で比例躍進のために日本共産党に入党をと呼びかけました。
長野市議選(定数36)に立候補を予定している、佐藤たかし、あでがわ希、竹内茂、滝沢しんいち、黒沢清一、野々村ひろみの各氏が決意表明。10期目に挑む野々村市議団長は、「定数が三つ削減となる大変な選挙ですが、負けるわけにはいきません。市民の暮らしを守る6議席の必勝のため全力を尽くします」と語りました。
主催は、長野県の共産党長水地区委員会です。代表して、同地区副委員長の和田あき子県議があいさつ。共産党衆院北陸信越ブロックの藤野やすふみ候補、立憲民主党の篠原孝衆院議員からのメッセージが紹介されました。
2023年7月30日(日) しんぶん赤旗
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