日本共産党の田村智子副委員長は１９日、群馬県伊勢崎市の演説会で、４月９日投票の群馬県議選で「小林その子候補の勝利で伊勢崎での初めての共産党の議席を確保し、３議席に躍進しよう」と訴えました。

　田村氏は、教員不足や低い給料、子どもの貧困問題を挙げて、小林氏の経験が問題を解決する力になると話し「子どもたちの困難を取り除く仕事ができる。何としても県議会に送り出して。政治を動かす力がある共産党議員団を周りの人に広げて」と訴えました。

　さらに、岸田政権が軍事費をこども家庭庁の予算と同じ規模で増やそうとしていると指摘。「保育所や児童手当などに充てている金額と同じ金額が今の軍事費に加わる。こんな予算を認めるわけにはいかないと一緒に声を上げていこう。共産党の躍進で大軍拡を止めよう」と呼びかけました。

　小林氏は候補者活動をする中で、たくさんの市民から願いや思いを聞いてきたと話し、「障害児のお母さんたちからもたくさんの困難を聞いている。この声を県政に届けないといけないという思いが強くなった。何としても県議会に押し上げて」と訴えました。

　石田清人知事候補が訴えました。

2023年3月20(月) しんぶん赤旗