日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は3日夜、川崎市中原区で行われた党演説会で、統一地方選での同区選出の君嶋ちか子県議、おおば裕子、市古次郎両市議と、岸牧子県知事候補=新・共産党推薦=の必勝を訴えました。
田村氏は、共産党議員団が粘り強い論戦で他会派の妨害をはねのけて住民要求を実現する役割を果たせるのは、「社会保障や教育を権利として守り抜く、それが公共・自治体の役割」という立場に立つからだと強調しました。
田村氏は、大軍拡が「戦争の準備」であることを次々と暴く党議員団の国会論戦を紹介。東アジアサミットは毎年開催され、日米中露などの首脳が一堂に会しているにもかかわらず外交を軽視している岸田政権の実態も示し、「大軍拡を止めるために何としても共産党を勝たせてほしい」と呼びかけました。
君嶋氏は「戦争への道を止めることは、戦後の民主主義を生き抜いてきた私たちの生きる証しだ」、市古氏は「市民一人ひとりの声が響く川崎市へ」、おおば氏は「暮らしのために予算を使えと堂々と言うのは共産党だけ」とそれぞれ訴えました。
岸氏は「今回の知事選挙は未来にわたり命と暮らしを守る選挙。ピープルパワーで政治を変えよう」と話しました。
2023年3月5日(日) しんぶん赤旗
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