日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は２３日、大阪市内３カ所を駆け巡り、住吉区で井上ひろし大阪市議、平野区で小川陽太前市議、東住吉区では山本のりこ市議候補とともに、４月の統一地方選で日本共産党の勝利・躍進を訴えました。

　田村氏は、今度の選挙は、大軍拡を止める、カジノを止めるために、日本共産党を大きくしてほしいと力説。ミサイル爆買い、在日米軍の軍事行動で敵基地攻撃を行えば日本が戦場になる危険性など、国会論戦で明らかになった問題を示し、大軍拡をあおる維新の正体も告発。大軍拡を止めるために党に入って世論を広げてほしいと呼びかけました。また、大阪でカジノと一体に大型開発に突き進む維新政治と対決してきた党市議団のかけがえのない役割を強調し、「カジノを止めて暮らしを守る、党市議団を現４議席から５議席以上に」と訴えました。

　５期目に挑む井上氏が「カジノより暮らし、大型開発より物価高対策を」、小川氏が「政令市大阪市の力をいかし、暮らしと地域を守る政治に」、山本氏が「お金の心配なく安心して子育てできる社会の実現を」と、勝利へ向けて全力を挙げる決意を述べました。

　演説を聞いた住吉区の中原洋志さん(２４)は「軍事費を増やすのは許せない。共産党頑張って」と話しました。

2023年2月24日(金) しんぶん赤旗