日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は7日、岡山市で開催した党演説会で「岸田政権の大軍拡の大ウソを暴き、暮らしの願いを大きく一つにまとめ、大軍拡と大増税の狙いを打ち砕いていこう」と述べ、中間地方選と統一地方選、解散・総選挙での党躍進を訴えました。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるおかやまいっぽんの会」共同代表の片岡達彦氏があいさつし、気候変動やジェンダーの問題での共産党の政策を挙げ、「自民、公明では実現できない公約。これ一つとっても共産党の存在価値は抜群だ」と語りました。
田村氏は、党県議団が地方議員と力を合わせた、コロナ対策や統一協会追及の実績を紹介し、地方選での党躍進を訴えました。
その上で、大軍拡でアメリカから購入するミサイル・トマホークについて「相手の反撃を許さず、徹底的に破壊し、幾多の戦争で多くの子どもや市民の命を奪った。日本に配備することのどこが『専守防衛』『憲法の範囲内』か。絶対に許せない」と批判。「大軍拡・大増税を止めるため、共産党が大きくなることが求められている」と述べ、「日本の政党で、安全保障をリアルに考え、行動しているのが共産党だ」と強調し、党独自の外交活動や経済を立て直す党の提案などを紹介しました。
岡山市の男性(17)は「戦争は絶対にダメだという話に共感します。4月の県議選までに18歳になるので、思いを込めて投票に行きたい」と話しました。
20代の男子学生と50代の女性が入党を決意しました。
地方選をたたかう2月の奈義町と和気町、4月の岡山県、岡山市、津山市、玉野市、里庄町の各候補(欠席含む)が訴えました。
2023年1月8日(日) しんぶん赤旗
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