日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は18日、島根県の松江市と出雲市の演説会で、県政、国政での日本共産党の役割を語り、来春の県議選では、尾村としなり(松江市区)、大国陽介(出雲市区)両県議の、かけがえのない議席を必ず守り抜かせてほしいと訴えました。
田村氏は、コロナ危機と物価高騰から暮らしと経済を立て直す問題で、2人の県議会の論戦や自身の国会論戦を紹介しながら、大企業の内部留保への課税で中小企業の賃上げを支援することや消費税減税の政策を示し、「世論と運動を広げ、実現しよう」と力説。原発では、島根原発の再稼働を認めず、省エネ・再エネに予算をと強調しました。
安全保障政策の閣議決定について田村氏は、敵基地攻撃能力のための大量のミサイル購入や5年間で43兆円もの軍事費を批判し、「戦争国家そのもの。亡国の道は止めないといけない。大軍拡・大増税を阻止しよう」と呼びかけました。
最後に田村氏は、日本共産党の100年の歴史に触れ、党を大きくすることが行き詰まった政治を変え、未来を開く確かな力だとして入党を訴えました。
6期目に挑戦する尾村氏と3期目を目指す大国氏は、各市で500通を超えて寄せられた市民アンケートでの県民の切実な声を紹介。原発推進、国言いなりの県政、日本共産党以外“オール与党”の県政の中で、県民の立場でスジを通す党の姿を語り、「暮らしと命を守る2議席を必ず」と力を込めました。
出雲の会場では2人が入党しました。
2022年12月19日(月) しんぶん赤旗
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