来春の統一地方選での党躍進をめざして日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は3日、名古屋市緑区の演説会に立ち、みつなか美由紀市議候補の勝利を訴えました。愛知県知事選では、党が推薦する尾形けいこ氏=無所属新=の当選を訴えました。
定数7の緑区から当選をめざす、みつなか候補が決意表明。ダブルワークをしながら子育てしてきた自身の経験や、女性が必死に働いても貧困から抜け出せない社会はおかしいと政治を変える決意をした原点の思いを語り、子ども医療費無料化を拡充させてきた住民運動と議会での追及の力で、今度は学校給食費無償化を実現させようと訴えました。
田村氏は、市民とともに要求運動に取り組み実現してきた党議席の役割を強調。トリエンナーレの補助金不支給を断罪した名古屋高裁判決にふれ「大軍拡に向け挙国一致の空気がつくられようとしているときに、表現の自由に介入するワンマン社長のような河村たかし市長に立ち向かう力が必要。みつなか候補を何としても議会に押し上げ党を6議席に伸ばそう」と訴えました。
大臣が相次いで辞任するなど追い詰められている岸田政権を倒すことが、物価高から暮らしと経済を立て直す道、東アジアに平和を築く道だと強調。共産党が大きくなれば政治を変えられると述べ「時代を動かす新たな夜明けを一緒につくろう」と入党を呼びかけました。
尾形氏があいさつ。子育て中の母親が応援演説しました。
2022年12月4日(日) しんぶん赤旗
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