女性の政治参画を進め活動する「クオータ制を推進する会(Qの会)」は22日、参院議員会館で、今年7月の参院選の総括と来年の統一地方選にむけたクオータ制推進にむけ、院内集会を開きました。超党派の議員が出席。日本共産党から田村智子(政策委員長)、岩渕友両参院議員が参加しました。
赤松良子同会長は「7月の参院選を経て、参院の女性議員の割合が25・8%となり、クオーター(4分の1)を達成した。来年の統一地方選にむけてもがんばらないといけない」とあいさつしました。
田村議員は、参院選では共産党候補者の女性の割合が55%と5割を超えたことを報告し、「これも、ジェンダー平等を求めるみなさんの大きな運動、政治参画における女性の活躍法案が成立した努力に応えたもの」と敬意を表しました。
田村氏は、共産党が戦前から男女平等を掲げてきたことや、東京都議19人のうち女性が14人とすでに女性参画が進んでいる事例を紹介し、地方でのばらつきもあるので「ここから女性をいかに増やしていくかという努力が求められている」と強調しました。
「議会の場でなぜ女性が増えることが必要なのか、ジェンダー平等がより前に進むことを、女性自身の中に刻まれてきた差別や苦しみを当事者が発信することがなぜ大切なのか、超党派で議論していく」ことを呼びかけ、「私たちも自己改革しながらがんばっていきたい」と語りました。
2022年11月23日(水) しんぶん赤旗
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