日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は20日、山口市の演説会で山口県での自民党による政治の私物化を列挙し、「暮らしや地方自治、民主主義を守るためには、このゆがみきった自民党政治に正面から立ち向かい、ただす力が必要だ」と述べ、来春の県議選での4議席への倍増など統一地方選などでの党の躍進を訴えました。
市民連合@やまぐちの外山英昭共同代表があいさつし、「共産党は一貫して市民と野党の共闘の強化・発展に力を入れてこられた。力をあわせて頑張りたい」と語りました。
田村氏は安倍元首相主催の「桜を見る会」を追及した自身の国会質問などにふれ、「山口県での共産党の地方議員の議席がどれだけ重要な力を持っているかは国会の中で有名です」と紹介しました。
物価高騰から暮らしと経済を立て直す党の提案について「自民党政治によってゆがめられ、弱められてきた経済や産業を立て直す道でもある」と強調。「政治の大転換へと切り込むことができるのが共産党です。この党に入って、ご一緒に提案を広げてほしい」と呼びかけました。
来年1月29日告示の下関市議選と4月の県議選、宇部市議選、平生、和木の両町議選の候補14氏が紹介され、県議選で現有2議席の倍増に挑む木佐木大助、藤本かずのり、かわいきよ、の3候補が訴え、家族の看病で欠席の大西明子候補がメッセージを寄せました。
2022年11月21日(月) しんぶん赤旗
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