日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は30日、京都市左京区の街頭演説で、国政の焦点や日本共産党の値打ちを訴えるとともに、来年の統一地方選勝利をよびかけ、鈴なりになった聴衆が大きな拍手でこたえました。
京都府議選(左京区・定数3)で7期目に挑む、みつなが敦彦府議と、定数8の京都市議選(左京区)で現有3議席確保をめざす加藤あい、ひぐち英明、とがし豊の各市議が決意を表明しました。
田村氏は、北陸新幹線の延伸など大型開発をすすめる京都府・京都市政を告発し「コロナ禍や物価高騰のなか、生きる権利や子どもの成長を守ることに予算も知恵も使う自治体こそ求められる」と強調。
食料支援の場で相談活動に奔走し、行政に支援策を求めてきた4議員の役割に触れ「景観や伝統産業を次の世代に手渡すために提案し、市民と運動を繰り広げてきた、かけがえのない4議席を議会に押しあげてほしい」と力を込めました。
田村氏は、反戦平和を貫く党の100年の歴史のなかで、戦前、京都では反戦や女性の権利を掲げた山本宣治が普通選挙で勝利し、希望となったことを振り返り「不屈にたたかう生き方は4人の党議員にも受け継がれてきた。ともに政治を切り替えましょう」と訴えました。
母親に誘われ初めて演説を聞きに来た会社員の女性(40)は「軍拡ではなく外交こそ紛争を解決する道など、一番まっとうな政党と感じた。財政危機と言っていた京都市が黒字だったことも驚いた。暮らしに税金を使う市政にただしてほしい」と話しました。
2022年10月31日(月) しんぶん赤旗
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