活動報告

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那覇市長選きょう投票/オナガ氏、1票争う大接戦/田村副委員長訴え

 翁長雄志前知事の遺志を継ぎ辺野古米軍新基地反対・市民に寄り添う市政か、民意無視の新基地強行を黙認し国言いなりの市政か―。沖縄の選挙イヤーを締めくくる県都・那覇市長選(23日投票)は、「オール沖縄」のオナガ雄治候補と、岸田政権・自公丸抱えの前副市長との、1票を争う大接戦のまま最終日を迎えました。期日前投票では五分五分。文字通り、投票箱のふたが閉まるまでの奮闘が勝敗を決します。

 22日夕、県庁前で開かれた必勝ラストスパート集会は、多くの参加者が会場を埋め尽くしました。オナガ氏は「子どもたちに見せたいおとなの姿は、あきらめない姿勢だ」と強調。「何度、民意を踏みにじられても辺野古に通い続ける。この姿を伝える選挙にしたい」と訴えました。そして、「子育て日本一」の公約をあらためて強調。児童相談所を設置し「那覇市は子どもたちを守る、その声をしっかり聞きます」と訴えました。

 「オール沖縄」を支える各党代表も訴え。日本共産党の田村智子副委員長は、県内全41市町村の首長、議長が署名し、オスプレイ配備撤回・新基地断念を訴えた建白書に触れ「立場を超えたこの団結こそ、沖縄の政治家が守らなければならない矜持だ」と強調。「この団結が怖いから聞く耳を持たない、分断を図る自民・公明の応援を受ける候補者に那覇市長は任せられない」と力を込めました。

 田村氏は、「命がけでこの矜持を守り抜くオナガ雄治さんこそ、那覇市長にふさわしい。〝オール沖縄ここにあり〟の力を示しましょう」と訴えました。

 市長選と同日投票の市議補選に立候補しているナガヤマ盛太郎氏も必勝を訴えました。

 一方、自公陣営の前副市長は、「オール沖縄」を裏切った城間幹子市長とともに宣伝カーから訴えました。河野太郎デジタル担当相や自民党の森山裕選対委員長も沖縄入り。党本部から政府・自民総がかりでテコ入れを図っています。


2022年10月23日(日) しんぶん赤旗


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