日本共産党の田村智子政策委員長・参院議員は8日、新潟県長岡市で開かれた党中越地区委員会の「地方選勝利に向けた集い」に駆け付け、来春の県議選(長岡市・三島郡、定数6)での遠藤玲子氏=現=と市議選(定数34)の勝利で「自民党政治を終わらせる大きなたたかいをつくろう」と訴えました。
田村氏は、このほど開会した臨時国会を「政治の潮目が大きく変わる中での国会だ」と強調し、党として憲法違反の「国葬」追及や統一協会と自民党の癒着の徹底究明などに尽力すると報告。岸田政権が狙う大軍拡について「安保法制など安倍政権の敷いたレールに乗り、憲法9条改悪に道を開くもの」と指摘。自民党政治打破へ、今後の中間選挙で「創立100周年の記念講演に学び、党そのものを大きくして躍進させ、野党共闘を再構築しよう」と呼びかけました。
2期目を目指す遠藤県議は「柏崎刈羽原発再稼働は絶対反対」との決意を示しました。笠井のりお市議団長、はっとり耕一前市議、勇退する諸橋とらお市議に代わる長坂まさし候補が4議席回復への意気込みを語りました。
立憲民主党の米山隆一衆院議員、打越さく良参院議員が来賓あいさつし、菊田真紀子衆院議員のメッセージが紹介されました。米山氏の妻で作家の室井佑月氏が、共産党への激励に駆け付けました。
演説会に先立ち、田村氏と遠藤氏は長岡赤十字病院の小泉隆事務部長と懇談しました。
見附市で田村氏は、16日告示(23日投票、定数17)の市議選で、議案提案権を持つ現有2議席確保を目指す馬場てつじ=現=、小坂井てつお=新=両候補を応援しました。
2022年10月9日(日) しんぶん赤旗
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