日本共産党神奈川県委員会(田母神悟委員長)と党県議団(井坂新哉団長)は8日、浜田靖一防衛相に宛て、米軍と自衛隊のオスプレイ飛行中止と日米合意の誠実な順守を申し入れました。
県内地方議員・候補者らが参加し、田村智子党副委員長、畑野君枝前衆院議員も同席。防衛省防衛政策局の担当者らが応対しました。
田村氏は「一時飛行停止の理由がパイロットの技術の問題でないなら、機体の問題ということだ。車で言えばリコール対象だ」と指摘。担当者は、事故の原因は調査中だとしながら、「飛行の安全を確保できることを確認した」と説明。一同は「原因がわからないのに安全だとは言えない」と厳しく批判し、「米軍の言うことをうのみにせず独自調査をするべきだ」「実際に現場を見てほしい」と強く求めました。
申し入れには井坂、上野たつや両県議、ほりぐち香奈大和市議、上田博之綾瀬市議、佐野あきひろ大和市議候補、飯田よしき横浜市議候補、中村圭相模原市議候補、福田くみ子綾瀬市議候補らが参加。
厚木基地周辺市の議員らは「飛行モードの転換を住宅地の上で行っている」「3機、4機が同時に飛び立つこともある」など、日常的に日米合意が破られている実態を口ぐちに証言。担当者は調査を約束しました。
2022年9月10日(土) しんぶん赤旗
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