沖縄県知事選(9月11日投票)で「オール沖縄」の玉城デニー知事再選を何としても勝ち取ろうと28日、豊見城市役所前で行われた街頭演説で、国政野党の国会議員がそろって訴えました。
日本共産党の田村智子副委員長は、就学援助や子ども医療費無料の拡充、医療機関、保健所、事業者などを支援してきた新型コロナ対策などデニー県政の政策を評価。コロナ禍に無為無策な岸田政権に対し、「暮らしを守るためにはデニー知事の政治がもっと豊かに発展することが必要だと突き付けていこう」と訴えました。
立憲民主党の辻元清美、蓮舫の両参院議員も参加。辻元氏は、「大丈夫」と言われながら昨年の総選挙で落選した自身の経験に触れ、「危機感を持ち、周りの人に、声をかけまくってください」と訴えました。社民党の新垣邦男衆院議員も訴えました。
デニー知事は、県民を「命がけで支えて守り続けたい」と強調。「翁長前知事、前回の私の選挙に続いて、3度目の勝利で辺野古新基地に明確に反対していこう」と呼びかけました。
10月の市長選で再選を目指す山川仁・豊見城市長は、県民の土地を強制的に奪って米軍基地を建設しておきながら、さらに新たな基地を要求する政府に対し、「辺野古ノー」の声を上げていこうと呼びかけました。
2022年8月29日(月) しんぶん赤旗
| 共産党100年、意義納得/田村副委員長講演/和歌山土地利用規制法に抗議/党千葉県委が国に聞き取り/田村議員と畑野氏同席