長野県知事選(8月7日投票)で奮闘する「明るい県政をつくる県民の会」の金井忠一候補(72)=無所属新、日本共産党推薦=の勝利をと、日本共産党の田村智子副委員長が24日、長野駅前の街頭演説に急きょ駆け付け、「今こそ金井さんの出番です」と熱く支援を呼びかけました。
田村氏は、金井候補と争う現職の阿部守一知事について「国の範囲内のコロナ対策、学校給食無償化は自治体任せと成り行き任せの県政だ」と批判。前回選挙戦での金井候補の「リニアよりクーラー」の訴えが、県立学校のクーラー設置促進につながったと強調し「子ども医療費の完全窓口無料化など、くらしを本気で応援する県政に変える願いを金井候補に」と訴えました。
あわせて「選挙に勝てば何をやってもいい」と言わんばかりに軍拡路線を突き進む岸田自公政権を批判。地元紙の社説も引用し、知事選の中で「戦争する国づくりでなく、まともな平和外交ができる政治に。この声を国に示し続けることが必要です」と語りました。
金井候補は「医療費は上がり、年金は下がる大変な状況。大切なのは消費税減税だ」と力説。県議会答弁で消費税増税に反対しない阿部知事を「岸田首相と、うり二つの冷たい県政」と批判しました。
共産党の和田明子県議が司会。山口典久県議が、3000件を超す生活相談に応じてきた金井候補の必勝を訴えました。
長野市の60代女性は「孫がコロナにかかり家族が大変だった。住民同士で、頑張ろうと励まし合える政治を金井さんにお願いしたい」と話していました。
2022年7月26日(月) しんぶん赤旗
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