戦争か平和か、物価高騰から暮らしをどう守るか、日本の命運がかかった参院選が22日、公示されました。日本共産党の志位和夫委員長が東京・新宿駅前、大阪駅前で、第一声を行いました。東京・新宿駅前では田村智子比例候補、山添拓東京選挙区候補も訴え、志位氏が「日本共産党の躍進こそ、平和と暮らし救う最も確かな力となります」と力を込めると、盛大な拍手と声援に包まれました。小池晃書記局長が京都市、神戸市の繁華街、沖縄県庁前で、比例候補や選挙区候補が各地で第一声をあげました。岸田文雄首相は、福島での第一声で、安保戦略の見直しに触れるのみで軍事費のGDP(国内総生産)比2%増には触れず、異常円安による物価高騰の責任について「有事の高騰」だとウクライナ危機の問題に転嫁しました。
田村智子候補(56)現(東京、南関東)/政治は希望実現のため
ジェンダー平等に向け、男女の賃金格差の公表を企業に義務付ける政策を国会で追及し、ついに実現することになりました。痴漢ゼロを政治課題にと党都議団と連携して取り組み、内閣府男女共同参画局が被害の実態調査を行い、痴漢ゼロを政策の柱に据えるとアピールするところまで政治を動かしました。今度は消費税減税を実現していきましょう。
1980年代に党に入り、反核平和の運動に取り組んできました。国際社会は核兵器禁止条約を実現し、21日から第1回締約国会議が始まりました。ドイツやオランダなど「核の傘」のもとにある国もオブザーバーで参加しているのに、なぜ被爆国日本の政府がオブザーバー参加さえできないのでしょうか。
軍事費2倍の大軍拡で暮らしはどうなるのか。憲法9条がめざした平和外交でこそ、戦争のない日本とアジアが実現します。政治は希望の実現のためにこそある。比例は日本共産党とお書きいただき、5人全員を必ず国会へお送りください。(新宿区)
2022年6月23日(木) しんぶん赤旗