日本共産党国会議員団は30日、「消費税減税・インボイス中止法案」を参議院に提出しました。田村智子、大門実紀史、岩渕友の各参院議員が岡村隆司参院事務総長に提出した後、小池晃書記局長と大門氏が国会内で記者会見しました。
同法案は、消費税を5%に減税するとともに、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の導入を中止するために講ずべき措置を政府が定めるものとしています。
会見で大門氏は「かねてから消費税減税を(国会)質問などで求めてきたが、物価高が国民の暮らしを大変苦しめている状況のなか、法案を提出し、さらに強く政府に減税を求めるという位置づけで今日提出した」と述べました。
その上で「消費税を5%に減税すれば制度的にインボイスもなくなるが、あえてインボイスをやめることを明確にした法案の構成にした」と強調。同法案は「プログラム法案のため、政府としてこういう趣旨の措置を講ずるべきという構成になっている」と指摘しました。
また、同法案を提出したことを立憲民主党、れいわ新選組、碧水会、沖縄の風に伝えたとし、「今回の法案とは別に、たとえ時限的減税であっても、野党共闘の道も探っていきたい」と述べました。
2022年5月31日(火) しんぶん赤旗
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