労組、農民・女性・医療団体などでつくる「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会」(全国食健連)は17日、2014年秋のグリーンウエーブ(「食糧の波」共同活動)の中央集結行動を東京都内で行いました。
グリーンウエーブは10月から始まり、団体内や駅頭などでの署名・宣伝活動をはじめ、自治体幹部や農協組合長との懇談やシンポジウムを実施。日本農業と食、くらしを危うくする環太平洋連携協定(TPP)交渉からの撤退、農協や農業委員会を解体して家族農業をつぶす「農政改革」の中止、米価暴落の緊急対策を求める運動を広げました。
農水省前に集まった代表80人は、運動を広げる決意を表明。農水省と内閣府にたいし、農協組合長、農業委員会会長や市町村長ら426団体の要請署名を提出しました。農民連の白石淳一会長は、総選挙で西川公也農水相が小選挙区で落選したことにふれ、「TPP交渉を推進し米価暴落を放置する態度に、農民の怒りが現われた。食健連の共同運動を確信にしてたたかおう」と訴えました。
参院議員会館では、「TPP合意阻止、農業・農協つぶし反対意思統一集会」を開催。夜には、「中央収穫祭」を開きました。
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