日本共産党の神奈川県女性後援会と保育・子育て後援会などの主催で16日、オンラインの「保育・子育て・ジェンダー・平和 トークイベント」が開かれました。上野達也県議が司会を務め、田村智子副委員長・参院議員が質問に答えました。
あさか由香参院神奈川選挙区候補が「『仕事も子育ても』は男女問わず多くの人の願い。多様性を認める社会にするには、まず政治家が多様であるべきだ。神奈川から日本を変えていこう」とあいさつ。
田村氏は、ロシアの侵略戦争をどうしたら止められるのか、紛争を戦争にしないために日本が進むべき道など、上野氏が紹介する子どもの声にも応えながらトーク。戦争をさせない意思表示が大切と語りました。
保育士の日野紗央理さん(31)は「コロナ禍の厳しい状況で、今の配置基準では3密を回避できない。賃上げはゼロがひとつ足りず、辞める人が増えると思う」と訴え。田村氏は「今の政治は公的保育の評価があまりにも低い。子どもの成長を社会が責任をもって支えるための保育行政に変えなければ」と答えました。
また「ジェンダー平等の実現はまだこれから。無権利が当たり前だった100年前から男女普通選挙権を掲げた共産党を参院選で伸ばしてほしい」と訴え。まだ入党していない人へ「入党申込書に名前を書いたとき、すがすがしい気持ちになった。一緒に新しい時代を切り開きましょう」と呼びかけました。
リクエストに応え、上野氏のギター伴奏で田村氏が「ヒロシマの有る国で」の歌を披露する場面もありました。
2022年4月19日(火) しんぶん赤旗
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