神奈川県のJCPサポーターズ幸(さいわい)・中原と日本共産党川崎中部地区委員会は15日、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎え「格差・気候危機・ジェンダー トークセッション」を川崎市生涯学習プラザで開催しました。田村氏が講演し、会場やオンラインの参加者からの感想や質問に丁寧に答えました。
講演で田村氏は、岸田首相は新自由主義的政策の転換と言いながら何を転換するのか示すことができないなどと批判し、あさか由香参院神奈川選挙区候補が訴える「人間らしく働けるルール」は個人にとってだけでなく社会の豊かな発展にとって必要だと述べました。
また、気候危機打開について、再生可能エネルギーを各地域の実情に合わせて活用していくことが産業も活性化する道であることを強調。希望ある政策を示して参院選を政権交代の足がかりにと呼びかけました。
トークでは、ジェンダー平等というと身近な問題と受け止めてもらえないという質問に、生理のことや予期せぬ妊娠などについての国会質問も紹介し、「誰もが感じている不安や疑問が政治につながっていることを語っていくことが大切。一緒にチャレンジしていきたい」と述べました。
参加した朝比奈玲子さん(38)は「身の周りで夫婦別姓や賃金格差等の問題で共感する人が増えたが、政治と結びついていないと感じる。政治につなげたい」と話しました。
君嶋ちか子県議、市古次郎市議、大庭裕子市議も参加しました。
2022年1月16日(日) しんぶん赤旗
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