日本共産党の田村智子政策委員長は11日、国会内で記者会見し、改定国民投票法が成立したことについて問われ、「改憲の動きをつくれないもとで起きたのが国民投票法改定の動きだった。改憲を進めようとする一連の政治的な動きを認めるわけにはいかない。この決着は総選挙でつけたい」と表明しました。
田村氏は、同法改定は安倍晋三前首相が改憲を進めようとするなかで、憲法審査会を動かす手段として提出されたものだと指摘。「憲法審査会が動かなかった一番の理由は、国民の中に憲法を変えてほしいという切実な要求や大きな世論が全くなかったからだ」と強調しました。
2021年6月12日(土)しんぶん赤旗
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