日本共産党の田村智子政策委員長は19日、国会内で記者会見し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長選出について、森喜朗前会長の女性差別発言に対する議論や国民への説明もないとして、「これで仕切り直しをして、五輪開催に向けてがんばろうということはあり得ない」と批判しました。
田村氏は、「新会長選出に当たり、組織委員会に求められていたのは、森氏の発言をめぐる問題について、組織委員会がどう総括し、ジェンダー平等や人権の取り組みをどう進めるか、そうした議論を国民に明らかにすることだ」と指摘。同時に今夏の五輪開催中止を求めた志位和夫委員長の見解(1月21日)に触れ、「新会長の下での組織委員会にも提起したい」と述べました。
2021年2月20日(土)しんぶん赤旗
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