日本共産党は12日、総選挙で東京20区から宮本徹衆院議員(比例重複)を野党の代表として当選させようと、田村智子副委員長・参院議員を弁士に、オンライン演説会を開きました。
原のり子、尾崎あや子両都議が司会を務め、無所属の、ふせ由女清瀬市議、社民党の青木佑介東久留米市議、立憲民主党の藤田まさみ東村山市議、無所属の中野志乃夫東大和市議が参加。「野党共闘で国民が主役の政権を」「一票で政治は変えられる」などと訴えました。
宮本氏は「立場の違いを超えて政権交代をめざす輪を広げ、東京20区から流れをつくる。命・暮らし守る新しい政権へ、あなたと一緒に力を合わせたい」と呼びかけました。
中継で参加した田村氏は、「安倍・菅政治の転換、希望ある内容になった」と、4野党と市民連合の総選挙共通政策を紹介。宮本氏は共同候補として、何よりこの政策実現に力を尽くすと、必勝を呼びかけました。
また自民党総裁選について、安倍前首相の支援を競い合う候補ばかりで「誰がなっても政治は変わらない」と批判。政権交代へ、宮本氏の勝利には、東京の比例代表で4議席を絶対確保する日本共産党への支持が必要だと強調しました。
党がめざす政治を訴える中で、若い世代が資本主義に疑問を持つ契機となっている気候危機の打開、市民の声が現実を動かしているジェンダー平等の問題を語り、「この声に応える政権をつくろう」と、党と宮本氏への支持を呼びかけました。
2021年9月14日(火)しんぶん赤旗
| 党躍進 政権交代必ず 自民に命まかせられぬ 和歌山/田村副委員長が演説会宣言延長 政権責任大きい/ 田村政策委員長が批判