活動報告

活動報告
吉川氏事務所強制捜査 「非常に重大」

 日本共産党の田村智子政策委員長は25日、国会内での記者会見で、東京地検が吉川貴盛元農林水産相側への家宅捜索に入ったことへの受け止めを問われ、「議員会館内の事務所にまで家宅捜索が入るなど、非常に重大な事件だ」と指摘しました。

 田村氏は、大臣室での鶏卵業者側からの多額の現金受け取りが報じられた吉川氏の疑惑について、「お金の力で政治をゆがめたのではないかということが非常に濃厚だ。それによって農水省を動かしたのではということが問われている問題であり、国政調査権をもつ国会としても徹底的な究明が必要になってくる」と述べました。

 その上で、安倍政権の閣僚・閣僚経験者には、捜査や辞任、釈明、「病気」を理由とする長期の国会欠席などが相次いでいると指摘。「トップ(安倍晋三前首相)がモラルハザード(倫理の欠如)を起こしてきたことが、閣僚の隅々にまで行き渡っているのではないかと指摘しなければならない事態だ」と強調しました。


2020年12月26日(土) しんぶん赤旗


 |