日本共産党の田村智子政策委員長は18日、国会内での記者会見で、「桜を見る会」前夜祭をめぐる疑惑で安倍晋三前首相が国会招致に応じる意向を示したとの報道について、「予算委員会での証人喚問で、安倍前首相は真実を話すべきだ」と主張しました。
自民党内で衆院議院運営委員会理事会で、安倍前首相に説明を求めると報道されていることについて、田村氏は「議運委理事会は、非公開であり、議事録にも残らない。この場で説明して終わりなどとはあり得ない」と批判。「安倍前首相が最もうそをつき続けたのは、衆参両院の予算委員会だ。予算委員会に出てきて、野党の一問一答の質問に答えることが求められる。同時に、うそをつけば偽証罪で訴えることができる証人喚問が一番ふさわしい国会での説明の在り方ではないのか」と指摘し、「『桜』前夜祭問題は、私が参院予算委員会で最初に質問したもので、予算委員会での質疑を求めていく」と述べました。
2020年12月19日(土)しんぶん赤旗
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