日本共産党の田村智子政策委員長は16日、国会内で記者会見し、政府が東京電力福島第1原発から出る放射性物質を含む処理水を海洋放出する方向で調整している問題について問われ、「海洋放出を断じて認めるわけにはいかない」と述べました。
田村氏は、海洋放出に対し、全国漁業協同組合連合会(全漁連)や漁業者が、風評被害も含めて立ち直ってきた産業に大きなダメージを与えると反対を表明してきたと指摘。これまで42自治体が「反対」や「慎重」対応などの意見書を採択したことに触れ、「一方的に、月内に海洋放出をすすめることは認められない」と表明しました。
2020年10月17日(土)付しんぶん赤旗より
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