新型コロナウイルス感染症対策を議論する政府・与野党連絡協議会が4日、国会内で開かれました。野党は、PCR検査体制の充実や家賃支援給付金の迅速な給付、医療機関への減収補填(ほてん)を求めました。
日本共産党の田村智子政策委員長は、家賃支援給付金について「申請を簡素化し、持続化給付金を申請した事業者と同様に対象を広げ、早期に家賃支援給付金が届くようにすべきだ」と提起しました。政府の担当者は「簡素化は進めており、対象拡大についても検討している」と答えました。一方、野党が求めた医療機関の減収補填については、政府から具体的な回答はありませんでした。
また、田村氏は、6月の通常国会閉会以降、安倍晋三首相が閉会中審査にも出席せず、記者会見も開いていないことに言及。「安倍首相がコロナ対応について、国民や国会に対してしっかり説明をすべきだ」と重ねて強調しました。
2020年9月5日(土)しんぶん赤旗より
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