日本共産党の田村智子政策委員長は21日、国会内での記者会見で、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件の収賄容疑で東京地検に逮捕・起訴された衆院議員・秋元司被告(自民党を離党)が保釈中に同事件に絡む証人買収事件で同地検に再逮捕されたことへの受け止めを問われ、「事実であれば議員辞職しなければならない重大事案だ」と語りました。
田村氏は、共謀したとされる人物に、マルチ企業「48(よつば)ホールディングス」元社長の淡路明人容疑者の名前が出てきたことに触れ、「私が『桜を見る会』問題を追及する中で、マルチ商法で、総理をはじめとする政治家を利用して、だまして巨額の利益を得ていたことが明らかになった人物だ」と指摘。田村氏が国会で追及した後に、秋元被告が淡路容疑者に会っていたことを認めたとして、「なんのために、こういう人物と会ったのか。巨額の金が動き、偽証のための買収が行われていたのであれば、あってはならないことだ。徹底的な真相の究明を求めたい」と表明しました。
2020年8月22日(土)しんぶん赤旗より
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