(写真)懇談する民青同盟の小山農委員長(右席手前から3人目)ら中央役員と、志位和夫委員長(左席手前から2人目)ら党中央役員=2日、党本部
日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長、田村智子副委員長(党青年学生委員会責任者)、山下芳生副委員長は2日、東京都渋谷区の党本部で日本民主青年同盟(民青)の小山農(みのる)委員長らと懇談しました。
民青からは、小山氏をはじめ役員が参加。小山氏は、昨年の同時期を上回るペースで民青への加盟が進んでいると紹介し、「11月に予定している民青大会に向けて、同盟員拡大の目標を必ず達成したい」と発言しました。
その上で、この間の参院選や新入生歓迎運動などで、これまでにない規模で青年と対話をしてきたと語り、「青年のなかに変革のエネルギーがあること、行動したことで情勢を切り開いてきたことを全国でつかんできたことが最大の成果です」とのべました。
志位氏は、第7回中央委員会総会を開き、来年の党大会に向けて党勢拡大大運動を取り組んでいると紹介。「そのなかで民青への協力・援助を強めようと位置付けています。ぜひみなさんが、この間の対話でつかんできた手ごたえを聞かせてください」と話しました。
民青の中山歩美副委員長は、「青年は社会の在り方と自分の生き方を模索していると感じています」とのべ、暮らしの実態や要求から対話をはじめ、「その根本には、大企業優先と米国いいなりという日本社会が抱える二つの異常がある、それは行動すれば乗り越えられると展望を伝えると響いています」と語りました。
志位氏はこの間、世界的に運動が広がっている気候変動や格差拡大の問題などをあげ、「どんなに頑張っても資本主義のなかでは解決が難しい問題でもあります。二つの異常と資本主義の異常。このどちらにも民青は応えられる。ここに魅力があると思います」と語りました。
小山氏は、民青の大会決議案では、野党連合政権を後押しする情勢を発展させようと呼びかけていることも紹介。「模索する青年のなかに、これを実現すればいいという目標がはっきりして力になっています」と話しました。
民青の体制確立についても各都道府県ごとに話しあい、力を合わせて頑張っていこうと語りあいました。
2019年10月3日(木)しんぶん赤旗より