国会議員会館前3000人 強行成立4年
4年前に安倍政権によって安保法制(戦争法)が強行成立された19日、国会議員会館前に3000人(主催者発表)が集まり、「戦争できる法律いらない」と声をあげました。主催は、総がかり行動実行委員会と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」です。
(写真)戦争法の廃止を求めて抗議の声を上げる人たち=19日、衆院第2議員会館前
総がかり行動実行委などは、戦争法強行を忘れないと毎月19日に行動を続けてきました。48回目となるこの日は衆院第2議員会館前を中心にびっしりと人々が集まり、「戦争させない」などのプラカードを掲げました。
主催者を代表してあいさつした、総がかり行動実行委共同代表の小田川義和さんは、戦争法廃止、改憲阻止の決意を新たに「安倍政権を打倒するたたかいを広げていこう」と呼びかけました。
市民の代表が次々とスピーチ。日本体育大学教授の清水雅彦さんは、「それぞれの立場で声をあげ続け、選挙で安倍政権を変えよう」と語りました。
野党の国会議員が多数参加し、日本共産党の田村智子副委員長、立憲民主党の佐々木隆博副代表、国民民主党の木戸口英司参院議員、社民党の福島みずほ副党首があいさつ。
田村氏は、この4年で市民と野党の共闘が大きく発展してきたとのべ、「これ以上、安倍政権に政治を任せるわけにはいきません。私たちは共闘をさらに発展させたい。『野党は政権』の声をご一緒に広げてください」と訴えました。
2019年9月20日(金)しんぶん赤旗より
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