日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は２９日、たつみコータロー参院議員・大阪選挙区予定候補とともに大阪府吹田市と同豊中市で街頭演説し、「市民と野党の共闘の勝利、日本共産党の躍進、大阪選挙区のたつみコータローさんの勝利で『国民のだれもが希望をもち、安心して暮らせる日本』を」と呼びかけました。

　田村氏は、参院選目前になって年金問題が大争点に浮上してきていると指摘。党首討論で、財源を示した「減らない年金」の提案に「ばかげた政策」と切って捨てた安倍首相を批判。「消費税は増税し年金は目減りさせる道を選ぶのか、高額所得者にちゃんと保険料を納めてもらって年金の目減りを止めるのか」が問われていると指摘しました。その上で「くらしに希望を―三つの提案」を紹介し「共産党の躍進で、この提案を実現させてください」と訴えました。

　たつみ氏は「維新が『成長を止めるな』といっているが、インバウンド（訪日外国人）がどれほど増えても府民の所得は上がっていない」と述べ、「本当の大阪の成長のためにカジノでなく、中小企業を応援して、働く人の賃金を上げていく。この日本共産党を勝ち抜かせてください」と力を込めました。

2019年7月1日(月)しんぶん赤旗より