日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は24日、鳥取県米子市、島根県の松江、出雲の両市を駆けて街頭演説し、知事選(4月7日投票)で、いずれも党が推薦する鳥取県の福住ひでゆき候補、島根県の山崎やすこ候補の勝利を求めました。29日告示の両県議選でそれぞれ現有2議席確保への支援を訴えました。
田村氏は、沖縄の新基地建設や原発に反対する国民多数の世論を無視する安倍政権を批判し「民主主義が壊されている。黙って見過ごすわけにはいかない。安倍政権にモノ言う県知事を誕生させよう」と力説。「統一地方選で消費税10%への増税を断念させていこう」と述べ、両県議団を再び議会に送って消費税増税中止の力を広げてほしいと呼びかけました。その上で、市民と野党の共闘で中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補を野党統一候補に押し上げて勝利しようと呼びかけました。
福住候補は国保料について「県独自の支援で1人7000円の引き下げを実現したい」、山崎候補は中国電力島根原発に関し、「原発ゼロ、再生可能エネルギーで自立する島根をつくろう」と語りました。
米子市で錦織陽子県議は「安倍政治にモノが言える福住さんを押し上げよう」と訴え。松江市で尾村としなり県議は「山崎さんを知事にし、共産党の2議席実現で冷たい県政、原発推進の県政を転換しよう」、出雲市で大国陽介県議は「安倍政権言いなりの県政と正面から対決し、暮らしを守るために全力で頑張る」と述べました。
米子市で「大山(だいせん)ふもとの自然環境と米子の水を守る会」の山根一典さんが知事選勝利へ応援演説。松江市で中林予定候補が訴えました。
2019年3月25日(月)しんぶん赤旗より
| 区政転換6氏ぜひ 東京・豊島 田村智子氏が呼びかけ女性の声を県政に 静岡 田村智子氏が応援