日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は3日、千葉市中央区のJR千葉駅前で街頭演説し、春の統一地方選挙と夏の参院選で「共産党の躍進で新しい政治への希望の道を開こう」と訴えました。
手がかじかむ冷え込みと雨の中、田村氏と、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、寺尾さとし=現=(千葉市花見川区)、いとう章夫(同中央区)、江田ちよ(同緑区)、駒形やす子(市原市)=以上新=の4県議予定候補、7人の千葉市議予定候補、2人の市原市議予定候補の訴えに、聴衆から「がんばるぞ!」と声援が飛びました。
田村氏は、沖縄米軍新基地建設、国会での虚偽答弁や統計不正などを挙げ「民主主義を壊して恥じない安倍政権、自民党、公明党に選挙で厳しい審判を下そう」と強調。消費税の10%への増税は必ずやめさせようと呼びかけました。
県政の問題では、高校へのエアコン設置実現の道を開くなど、党県議団の抜群の実績を紹介。大型開発をやめ、全国4位の財政力を持つ県予算のごく一部の組み替えで中学3年までの医療費無料化や特養ホーム増設などが可能になると提案する党県議団が現有5から8議席に躍進すれば、その力はさらに大きくなると力を込めました。
浅野氏は「必死に暮らしている国民に思いを寄せない安倍政権には退陣してもらうしかない」と議席を勝ち取る決意を述べました。
2019年3月5日(火)しんぶん赤旗より
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