26日投票の香川県知事選で、県政の転換を求める「学者・文化人・市民の会」は11日、ひめだ英二候補と日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎え、勝利をめざす市民集会を高松市で開きました。会場いっぱいの県民が参加しました。
牧師の田中暉彦氏は開会あいさつで、県政の大企業偏重を批判し「強権的な県政から、心やさしい、人間を大切にする、ひめだ県政に転換するために頑張ろう」と訴えました。
ひめだ候補は格差と貧困の広がりにふれ、「変えるのは政治の力。きちんと光を当てる政治をつくりたい」と決意表明しました。
田村氏は急逝した翁長雄志沖縄県知事について「県民の命を守り苦しみを取り除く、そのために日本政府、米政府にも一歩も引かずにモノを言い、決してあきらめなかった」と指摘。医療・福祉の現場で長年働いてきた、ひめだ候補の信念は翁長知事に通じるとし「社会をよくするという覚悟で、あきらめずに歩んでこられた。翁長知事の遺志と覚悟を受け継ぐような知事を香川県で誕生させよう」と呼びかけました。
県政の転換をめざす展望について、香川大学名誉教授の早川茂氏は、ひめだ候補が公約に掲げる給付型奨学金の拡充に期待を表明。高松協同病院院長の北原孝夫氏は、医療や介護、生活保護の問題を挙げ「ひめださんと一緒に県政を変えていきたい」と述べました。
2018年8月15日(水)しんぶん赤旗より
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