活動報告

活動報告
根本から政治変える 選挙で共産党躍進を 集い・演説会 各地で

かすみがうら市で市田氏 茨城

(写真)市田氏の話を聞くつどい参加者ら=16日、茨城県かすみがうら市

 茨城県かすみがうら市の日本共産党後援会は16日、同市の千代田公民館に市田忠義党副委員長・参院議員を迎えて日本共産党と政治を語るつどいを開きました。大半が党外の約90人が参加しました。

 市田氏は12日の米朝首脳会談について「朝鮮半島の非核化と平和構築のプロセスの開始であり、重要な一歩となった」と強調。この地域の平和の構築が進めば世界史的転換点となるとともに、日本国内の政治にも大きな影響を与え、安保法制=戦争法、9条改憲、辺野古新基地建設が口実を失うと述べました。

 市田氏は、アメリカ言いなりで大企業優先の自民党政治を根本から変える共産党綱領について語りました。

 「昨年の総選挙で野党共闘を進めたが共産党の議席を減らしてしまった。今後はどうするか」との質問に市田氏は「共闘したから議席を減らしたのではない。共産党の積極的な支持者を増やす努力が足りなかった。党を丸ごと知ってもらうことが大切」と述べました。

 市田氏はまた、青年対策についての問いに「若い人の中に党を『ブレない党』『企業献金を受け取らない清潔な党』という受け止めが広がっている」とし、新入生歓迎運動の教訓も示しながら青年を党に迎えたいと決意を語りました。

 龍ケ崎市から参加した女性(79)は「目が悪くて新聞が読めないので、共産党が選挙で野党共闘を進めていることを初めて知り、その理由もわかりました。若い人が政治に無関心ではないという話も明るいと感じました」と話しました。

 

浜松市で田村智子氏

 日本共産党静岡県委員会と西部地区委員会は16日、田村智子副委員長を迎えて浜松市で演説会を開きました。来年の参院選と統一地方選躍進へ、会場いっぱいの参加者の熱気に包まれました。

 井上さとし参院議員(比例候補)、鈴木ちか参院選挙区予定候補が決意を表明。井上議員は被爆2世の原点を述べ、「核兵器のない世界」への大激動として米朝首脳会談の歴史的意義を強調。「日本こそが始まったプロセスを前に進める先頭に」と訴えました。

 統一地方選をたたかう、ひらが高成県議、浜松市と湖西市の市議・予定候補がそろって登壇。市民連合はままつの塩沢忠和共同代表が連帯あいさつし、立憲民主党の日吉雄太衆院議員からメッセージが寄せられました。

 田村氏は、改ざんや虚偽答弁を繰り返した上に、会期末に向けカジノ法や働き方改悪の強行を狙う安倍政権を厳しく批判。一方で5野党が初めて共闘してたたかった新潟知事選では、当選まであと一歩と迫るなど「市民と野党の共闘」にこそ安倍政権を倒す希望があると強調。「統一戦線で政治を変えると綱領で掲げる日本共産党だから、共闘の苦労も喜びです。参院選、統一地方選で共産党を伸ばしてこそ、新しい政治への希望が切り開かれると広げてください」と呼びかけました。

 以前は自民を応援し演説会初参加の女性(87)は「安倍さんはうそばかり。共産党の言うように、社会保障を充実し国民みんなが安心できるようになってほしい」と語りました。

 

滋賀で穀田氏 知事・県議補選候補を応援

(写真)近藤まなぶ知事候補(左)の勝利を訴える穀田氏=16日、大津市

 日本共産党の穀田恵二国会対策委員長・衆院議員は16日、滋賀県知事選・県議補選(24日投票)の応援のため大津市内3カ所で街頭演説し、近藤まなぶ知事候補、きのせ明子県議補選候補の勝利で「安倍政権に『ノー』の審判を下し県政も変えよう」と訴えました。

 穀田氏は、知事選の選択の基準は「自民党に顔を向ける現職を選ぶのか、県民に顔を向けて心を寄せる近藤さんを選ぶのか」だと指摘。「働かせ方大改悪」法案やカジノ実施法案の問題点を説明し、これらの悪法を強行しようとする自民・公明に頭を下げて支援を受けているのが現職候補だと批判しました。

 穀田氏は、国体を口実にした大型ハコモノ事業やダム建設、原発再稼働に対する態度など現県政の問題点を指摘し、近藤、きのせ両氏の勝利で県政を変えようと訴えました。

 近藤候補は「自民党にすり寄る候補に負けるわけにはいかない。みなさんのために仕事をさせてください」と述べ、きのせ候補は「党派を超えて市民のみなさんと力を合わせて安倍政治を退場に追い込むために頑張ります」と力を込めました。

 

東大阪市で山下氏

 来年の参院選、統一地方選、東大阪市議選の勝利をと日本共産党東大阪地区委員会は16日、山下よしき副委員長・参院議員を迎えた演説会を東大阪市で開きました。

 山下氏は森友・加計問題、「働き方改革」法案など憲法・民主主義破壊の安倍政権を市民と野党の共闘で打倒しようと呼びかけ。打倒後にめざす政治として、▽誰もが8時間働けば普通に暮らせる社会▽憲法9条を生かした平和外交―の2点で党の改革提案を詳述しました。

 安倍政権による戦争法強行後、野党共闘を誠実に進めてきた党の姿を語り「共闘前進の要・日本共産党を躍進させてください」と力を込めると、参加者から共感の掛け声と大きな拍手が湧きました。

 辰巳孝太郎参院議員が森友学園問題、カジノ実施法案など国会でさらなる追及に全力を挙げると述べ「大阪選挙区で唯一の野党の議席を守り抜かせてください」と訴えました。

 うち海公仁府議予定候補、東大阪市議選(来年9月)の市議・予定候補7氏が決意を表明。明るい東大阪をつくる会副代表委員長の浜正幸氏、東大阪市で市民運動に参加している村上周成氏がゲストスピーチしました。

 終了後、山下、辰巳両氏は入党懇談会に同席。4人が入党を決意しました。

 

大阪・八尾で笠井氏

 「来年の参院選・統一地方選で日本共産党躍進を」と日本共産党八尾・柏原(かしわら)地区委員会は15日、大阪府八尾市で演説会を開きました。笠井亮衆院議員、大阪選挙区で再選をめざす辰巳孝太郎参院議員が必勝を訴えました。

 笠井氏は、米朝首脳会談について、一触即発の敵対関係から平和のプロセスが始まったと指摘。北朝鮮の脅威を口実に軍拡してきた安倍政権の主張は破綻したと批判し、「今度は日本の政治を変える番だ」と強調。比例で850万票、15%以上獲得することで自公を追い詰め、維新政治を終わらせようと述べ「未来をひらく生き方をご一緒に」と入党を呼びかけました。

 辰巳氏は「公文書改ざん、虚偽答弁、隠ぺいを政府が認めたのは国会史上初めて。文字通り歴史的不祥事だ」と安倍政権を厳しく批判。日本の経済をつぶすカジノを阻止し、福祉充実こそ、と語り「かけがえのない大阪選挙区の議席を必ず守る」と決意表明。会場いっぱいの参加者が拍手で応えました。

 小松ひさし府議予定候補、市議選を代表して田中裕子・八尾市議が勝利を訴えました。

 

宮崎市で笠井氏

 日本共産党宮崎県委員会と中部地区委員会は16日、宮崎市に笠井亮政策委員長・衆院議員を迎え、参院選と統一地方選での躍進をめざす演説会を開きました。

 「働き方改革」法案とカジノ実施法案の成立を狙う安倍政権に「怒りでいっぱいだ」と述べた笠井氏は、森友・加計疑惑をめぐる公文書改ざん、隠ぺい、ねつ造の問題を「民主主義の土台を突き崩す異常事態です。ウソで成り立つ政権はあり得ない」と厳しく指摘。市民と野党の共闘の勝利と共産党躍進で「民主主義の政治、当たり前の政治を取り戻そう」と力を込めました。

 また、米朝首脳会談に触れ「戦争の準備ではなく、今こそ平和の仕事をするとき。本腰を入れた日朝対話の中でこそ拉致問題も解決できる」と訴えました。

 仁比聡平参院議員が「議院運営委員として安倍政権の強権政治と真正面から対決してきました。憲法が生きる政治を実現するため、先頭に立ってたたかいます」と決意を述べると、会場から大きな拍手が起こりました。

 前屋敷恵美県議は「県議会に引き続き共産党の2議席を」と訴えました。

 市内の40代の男性が入党を決意しました。

2018年6月17日(日)しんぶん赤旗より 


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