(写真)安倍政権退陣、9条守ろうとデモ行進する人たち=3日、東京都新宿区
安倍政権の退陣や9条改憲反対をテーマにした「新宿デモ」が3日、東京都新宿区で行われました。呼びかけたのは、若者憲法集会実行委員会と「未来のための公共」です。全国各地から若者を中心に2000人(主催者発表)が参加し、「安倍政権から9条守ろう」「安倍政権は今すぐ退陣」とコールしました。
デモは、2台のサウンドカーやドラム隊を先頭に行進。参加者は「憲法守れ」「9条いいね」などが書かれたプラカードを掲げ、休日の繁華街でアピールしました。
仙台市から参加した男子高校生(18)は、「安倍政権による、公文書の改ざんは絶対に許せない」と憤り、地元で宣伝も行っているといいます。「民主主義の土台が壊されようとしています。私は、まっとうな政治をしろと声をあげ続けます」
サウンドカーの上でスピーチした大学院生の女性(26)は、改ざんやねつ造、セクハラ発言などが繰り返される安倍政治を見て、「あきらめてしまえば、私たちがウソを許してしまうことになる」と強調。どこからかやってきて悪を成敗する“水戸黄門”はいないとのべ、「私たち一人ひとりが、この政治を終わらせよう」と訴えました。
デモに先立つ集会では、日本共産党の田村智子副委員長、自由党の野沢哲夫東京都第1区総支部長があいさつしました。
若者憲法集会実行委はこの日、都内で分科会や集会を行いました。分科会では、共産党の吉良よし子参院議員があいさつしました。(関連記事)
2018年6月4日(月)しんぶん赤旗より
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