日本共産党の田村智子副委員長は12日、大阪市内で開かれた集いで日本共産党と党議席の価値を語り、「何が起こるか分からない時代に一緒に時代を切り開きましょう」と述べ、来年の参院選と統一地方選での日本共産党の躍進と野党共闘の発展を訴えました。
集いでは、子育て、働き方、セクハラ問題のほか、日本共産党について参加者から直球の質問が寄せられました。
「共産党はなぜ嫌われているのか」という質問について田村氏は、戦時中に広められた偏見と、社会主義を名乗り自由や民主主義を抑圧した旧ソ連などの姿が共産党だとみなされてきたと説明しました。その上で「日本共産党は自由や民主主義の抑圧は共産主義の社会では断じてあり得ないという姿勢を貫いてきた」と話しました。
田村氏は、日本共産党は科学的社会主義や党綱領を勉強しながら「自分が実現したい世の中を実現する道筋を一緒に見いだしていく政党です。絶対に思いを諦めさせない」と力を込め、入党を呼びかけました。
辰巳孝太郎参院議員があいさつ。渡部結党大阪府委員会国政対策委員長と尾上康雄市議が司会し、党大阪市議団が出席しました。
2018年5月14日(月)しんぶん赤旗
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