(写真)全国都道府県青年・学生部長会議。報告するのは田村智子副委員長=10日、党本部
日本共産党は10日、党本部で全国都道府県青年・学生部長会議を開きました。党中央青年・学生委員会の田村智子責任者(副委員長)が報告し、16人が発言しました。志位和夫委員長が中間発言しました。
田村氏は、2月の学生新歓の教訓が、(1)党機関と長のイニシアチブで党をあげてとりくみ、県青年・学生部が地区との意思統一や具体化に全力をあげていること、(2)対話で民青の「三つの魅力」(社会変革の学び、青年との共同、草の根の行動力)が受験生にかみあい、加盟の「よびかけ文」を読んでもらうことが加盟の力になっていることだと述べました。
3月から新歓を大成功させるために、加盟してすぐに民青の魅力を実感してもらえる班活動を準備しようと提起。4月1日~15日を「学園対話集中期間」として、全国で学内対話に挑戦しようと訴えました。高校生と労働者分野の新歓のポイントについても行動提起しました。
田村氏は、党と民青との系統的な懇談と共同の実践の重要性について述べるとともに、「民青倍加」の最大のカギは民青県委員会の体制強化にあると強調。民青専従を確立し、“宝”として大切にすることをよびかけました。
討論の途中、発言した志位委員長は、2月の学生新歓の経験などにふれ、「民青の『三つの魅力』が若者の気持ちとずばりかみ合っていることに自信をもってとりくんでほしい」と激励しました。
その上で、安倍暴走政治の大破たんが進行するもとで、「『情勢の大激動』にふさわしく新歓の大成功を」と訴えました。
新歓成功へ機関の長を先頭に党が総力をあげることを強調。担当者が機関にどんどん問題提起し、「青年が元気いっぱい活動できるよう援助を」と呼びかけました。
東京の青年・学生部員2人が特別発言。受験生との対話のようすを“実演”して紹介しました。
2018年3月11日(日)しんぶん赤旗より