(写真)民青の小山委員長(中央右)から全国大会決定集を受け取る小池書記局長(同左)=9日、党本部
日本共産党の小池晃書記局長、田村智子副委員長・青年・学生委員会責任者らは9日、日本民主青年同盟(民青)の小山農(みのる)委員長ら役員と、日本共産党本部で、大学、高校での新入生歓迎運動での飛躍、民青の倍加にむけて取り組みについて懇談しました。
冒頭、小山氏が民青第41回全国大会決定集を小池氏に手渡しました。そのうえで、この間の成人式や入試などでの宣伝で、青年との共同、社会を変革する学び、草の根行動力という民青の三つの魅力が輝いていることを紹介しました。
受験生との対話で、学生同盟員が「政治や社会のことでモヤモヤすることある?」と問いかけると対話が広がると紹介。「民青では、学びが深まり、大学の学びともつながっていく」と訴え、加盟した経験にふれて「学びの力がかみ合っている」と話しました。
安倍9条改憲に反対する「3000万署名」で、対話になった自衛官になる青年が「戦争するためではなく、災害救助のために入った」と語り、署名したことが紹介され、5月3日の集約にむけて運動をすすめることが語られました。
民青の倍加にむけた取り組みで、各都道府県の議論で「青年の思いを可視化するのは民青」などの議論が出されていることが紹介されました。小山氏は、「民青の倍加の意味がつかまれ始めている。青年の要求を実現するには、いまの民青では小さいという議論になるなど、班が組織をつくり、運動をはじめることにつながっている」と語りました。
小池氏は、「新入生歓迎運動は最重要課題として、党としても全力をあげられるようにしたい。民青の倍加は、共産党にとっても死活的意義を持つ課題だ。力をあわせていきたい」と語りました。
2018年2月10日(土)しんぶん赤旗より