(写真)参加者から署名を受け取る(右2人目から)、田村貴昭、吉良よし子、田村智子、井上哲士の各氏=7日、衆院第1議員会館
新日本婦人の会(新婦人)は7日、来年度予算に対する要求を集めた署名などの提出集会を衆院第1議員会館で開きました。合わせて55万3299人分の署名を日本共産党の国会議員に手渡しました。
提出したのは、「秋の行動」として取り組んだ「税の集め方と使い方を変えて暮らしの向上を求める」「保育・医療・介護・年金などの拡充を求める」「改憲ではなく、教育予算の増額での無償化実現を求める」の予算要求3署名41万8092人、独自に取り組んだ「改憲をやめ、戦争法は廃止、憲法を守り生かすことを求める」署名13万5207人です。
この行動は、軍事費を削り、暮らし・福祉・教育の拡充に回すよう求める「秋の行動」の一環。1980年から毎年行い、今回は39回目です。
開会あいさつで笠井貴美代会長は「この署名には、暮らしの思い、国民の切実な願いと怒りがこもっている」と強調。仲間の輪を広げ、憲法カフェや安倍改憲に反対する3000万署名をすすめ、安倍政権を退陣に追い込もうと呼びかけました。
日本共産党の田村智子副委員長(参院議員)、井上哲士参院国対委員長、吉良よし子参院議員、畑野君枝、田村貴昭の両衆院議員が参加。井上氏は、国会情勢報告で、貧困・格差が広がる実態を無視する安倍首相の姿勢を批判し、「署名に込められた思いの実現へともにがんばります」と表明しました。
2018年2月8日(木)しんぶん赤旗より
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