電機・情報ユニオンは28日、東京都内で第4回定期大会を開き、会社のリストラ攻撃とたたかい、労働者の働く権利を守るとした運動方針を採択しました。
米田徳治委員長はあいさつで、24万人を超える電機リストラがすすめられているもとで、労働者の生活と権利を守るユニオンが必要だと、労働者がともにたたかうことを求めてくる状況があると指摘。資本からのむきだしの攻撃に対峙(たいじ)し、リストラとのたたかいを広げると語りました。
森英一書記長が議案を提案しました。
討論で、NEC関連会社の代表は、管理職で「追い出し部屋」に入れられ、退職強要を受けたものの、はね返した運動について発言。ルネサスの代表は、1カ月で8回の退職強要の面談を受けたことを告発しました。日立超LSIの代表は、7回の退職強要の面談を受け、降格・減給され、一時金も19万円にまで落とされたとのべ、たたかっていくと表明。熊本支部の代表は、支部結成を報告しました。
委員長に米田徳治氏、書記長に森英一氏を再任しました。
電機労働者懇談会の今井節生代表、全労連の根本隆副議長、日本共産党の田村智子参院議員らが来賓あいさつしました。
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