（写真）市民からの質問に答える田村氏（右）と辰巳氏＝１６日、大阪市

　日本共産党大阪府委員会は１６日、田村智子副委員長・参院議員を迎え、２０１９年参院選の大阪選挙区予定候補者である辰巳孝太郎参院議員の国政報告会を大阪市内で行いました。

　田村氏は、辰巳氏の国会論戦について、森友問題では売却された国有地の地下３メートル以下にゴミがない事実を証明して政府の値引きの根拠を崩し、コンビニエンスストアの“搾取”問題では、本部が加盟店から利益を吸い上げる仕組みを暴くなど、数々の実績を上げてきたと話しました。国会における共産党の議席のかけがえのない値打ちを強調し「辰巳孝太郎さんを必ず再選させ、比例代表で大きな躍進を勝ち取りましょう」と呼び掛けました。

　辰巳氏は、数々の国会論戦を振り返り、森友問題では国、維新大阪府政が二人三脚でルールをねじ曲げたと述べ、安倍首相らによる国家の私物化は許されないと指摘。「大阪の議席を自公と維新に独占させるわけにはいかない。共産党の比例の躍進と選挙区での勝利を勝ち取るために全力を尽くします」と決意を述べました。

　柳利昭党府委員長、愛須勝也弁護士が訴え、渡部結党府国政対策委員長が司会を務めました。

2017年12月17日(日)しんぶん赤旗より