日本共産党の田村智子副委員長は14日、長崎市と、安倍首相の地元の山口県下関市を駆け巡り、訴えました。
長崎市で田村氏は、前夜に遊説で長崎を訪れた安倍首相が核兵器廃絶問題に一言も触れずに、核兵器禁止条約に背を向け、アメリカの「核の傘」依存を続ける姿勢を改めて示したことを強く批判。「核兵器廃絶の願いに背く安倍政権に、被爆地・長崎から審判を下し、核兵器禁止条約に参加する政府をつくっていこう」と呼びかけました。
ますだ牧子衆院比例九州・沖縄候補、牧山隆長崎1区候補が決意をのべました。
下関市の街頭演説には、社民党県連合の佐々木明美代表(県議)、市民連合@やまぐち呼びかけ人代表の纐纈(こうけつ)厚・山口大学名誉教授も駆け付け、田村氏のほか藤本一規衆院比例中国候補、西岡広伸山口4区候補とがっちり腕を取り合って共闘をアピール。
聴衆は「下関から安倍政治を終わらせよう」と大きく沸き上がりました。
田村氏は、比例中国ブロックで日本共産党初の2議席躍進を呼びかけるとともに「市民と野党の共闘で安倍政権ノーの声を示す結果を何としても」と力を込めました。
佐々木氏は「共産党のみなさんと一緒に演説するのは何十年ぶり。『ストップ・ザ・安倍独裁』で頑張り合いましょう」と訴えました。
2017年10月15日(日)しんぶん赤旗
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