強い日差しが照りつける議員会館前。集まった参加者は、「あきらめない 私が私であり続けるために」と書かれた手づくりのプラカードなどを掲げ、「共謀罪はぜったい廃止」「みんなの力で政治を変えよう」とコールしました。
埼玉県戸田市から参加した女性(63)は、「政府は私たちが萎縮することをねらっていると思います。だから私は行動し続けたい」。東京都大田区の男性(76)は「安倍政権になってから、私が今まで大切にしてきた価値観が否定されている。声をあげ続けて政治を変えたい」と話しました。
主催者あいさつした弁護士の海渡雄一さんは、「共謀罪」法が成立されてから運動の勢いが強まっていると指摘。「安倍政権に負けるわけにはいきません。廃止までたたかいましょう」と呼びかけました。
スピーチした、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)の山口二郎さん(法政大学教授)は、「悪法撤回のためにも野党と市民が共闘して、総選挙で政治を転換させましょう」と語りました。
民進党、日本共産党、自由党、社民党の国会議員も駆けつけあいさつしました。共産党からは小池晃書記局長がスピーチ。田村智子副委員長(参院議員)、高橋千鶴子、畑野君枝の両衆院議員、山添拓参院議員も参加しました。
同日未明、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のツイッターでは「#私は萎縮しない」という言葉をつけた投稿が数多くされ、一時は話題の言葉(トレンド)の上位になりました。
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