東京都千代田区にある日比谷野外音楽堂で6日、「共謀罪」法案の廃案を求める大集会が開かれました。3700人(主催者発表)が「共謀罪NO!」と書かれたプラカードを掲げながら、「安倍政権の暴走止めよう」とコール。集会終了後、国会まで請願デモ行進をしました。
集会は、「共謀罪NO!実行委員会」と「総がかり行動実行委員会」が共催。会場いっぱいに参加した人びとは、「必ず廃案を勝ち取る」と口々に語りました。
主催者あいさつした、弁護士の海渡雄一さんは、「この国は、戦争か平和かの岐路に立っている。法案の廃案をめざして最後までたたかおう」と語りました。
学者や作家など5氏が発言しました。日本ペンクラブ専務理事で、ノンフィクション作家の吉岡忍さんは、「国民の思想の自由を奪う法律は、いつも拡大解釈されると歴史が証明している。私は共謀罪に反対します」と力を込めました。
立憲デモクラシーの会の山口二郎さん(法政大学教授)は、「野党4党とも協力していく。必ず廃案に追い込み、安倍政権を倒す決意でたたかいましょう」と訴えました。
日本共産党の田村智子副委員長、民進党の有田芳生、社民党の福島瑞穂、自由党の山本太郎、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一の各参院議員がスピーチ。各氏は「市民と野党が力を合わせて必ず廃案に追い込もう」と呼びかけ、壇上に並んでプラカードを掲げました。
2017年4月7日(金) しんぶん赤旗
| ヤマト運輸 違法残業システム廃止 田村智子議員の追及実る共産党躍進の大波を 文化後援会交流会 田村副委員長が講演