活動報告

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新しい政治情勢のもと、民青の魅力が輝く/田村委員長があいさつ/民青全国大会

 静岡県熱海市で開かれている日本民主青年同盟(民青)第48回全国大会の2日目となった23日、日本共産党の田村智子委員長があいさつし、3年連続の目標達成をたたえ、「現勢で1万人と言える組織になる」という目標を応援したいと語りました。

 田村氏は、青年との対話で「アメリカいいなり」「財界中心」という「二つの異常」がかみあい、「二つの異常」をただす展望を学ぼうというよびかけが意欲になって、同盟員拡大が進んでいることを歓迎し、「新しい政治情勢の下で、日本の政治を前に動かす希望がここに見えてくる思いだ」と語りました。

 総選挙の与党過半数割れによってつくられた「新しい政治プロセス」について語るなかで、注目したいのは、特に若い世代で自民党離れが顕著に進んでいることだと指摘。自民党政治にかわる「新しい政治」へと動かすために、焦点となる要求で青年とともにたたかう要求運動と政治を変える展望を語る宣伝・対話に取り組むことが大切で、民青のみなさんとも一緒に取り組みたいと語りました。また、来年の都議選・参院選で日本共産党の躍進への決意を表明しました。

 田村氏は、今日の政治情勢のもと、民青の魅力が輝くときだと強調。要求実現のたたかいでは、学費値上げストップの緊急要求、「敵基地攻撃能力保有・大軍拡に反対する青年の草の根ネットワーク運動」を広げようと訴えました。

 「二つの異常」をただす改革では、「財界中心」をただしてこそ収入を増やすことができる、「日米同盟絶対」を抜け出してこそ、世界の平和の地域づくりの努力が見えてくると訴えました。

 党綱領と科学的社会主義を学ぶことについて、民青のオンラインゼミ『Q&A 共産主義と自由』が、未来社会論を豊かに発展させる契機となっていることを紹介。「民青同盟で真理をじっくり学ぶ魅力を青年の中に広げよう」と呼びかけました。

 最後に田村氏は「新しい時代の扉をあける主人公は青年だ。さらなる民青の発展へと奮闘を期待します」とエールを送りました。


2024年11月24日(日) しんぶん赤旗


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