活動報告

活動報告
全日本ろうあ連盟理事長、田村委員長らに要望語る/災害時、手話ニュース必要

 47都道府県に傘下団体がある全国で唯一のろう者(手話を言語とする聴覚障害者)の団体「全日本ろうあ連盟」。5月で創立77年を迎えます。連盟の石野富志三郎理事長と日本共産党の田村智子委員長、大門実紀史政策委員会副委員長が、ろう者に関する政治的な課題などをめぐって、なごやかに語り合いました。党障害者の権利委員会委員の堀田美鈴さんが同席しました。

 石野さんは、委員長になった田村さんへの期待を語りつつ、「しんぶん赤旗」日曜版のスクープに端を発した自民党の裏金問題など「国会がいま、大変な状況になっていますね」と切り出しました。田村さんは「ゆきづまる自公政権を退陣に追い込むために、野党共闘を前に進めます。一方で、障害者政策は超党派ですすめなければならない。より良い政策にするために率直に話を聞かせてもらえれば」と応じました。

 

能登半島地震
 能登半島地震が発生した1月1日、NHKEテレで予定されていた午後6時55分からの手話ニュースが放送されませんでした。
 全日本ろうあ連盟はNHKに要望書を提出しました。「手話ニュースが聞こえない人にとってとても重要な情報源です。放送中止は、手話言語で生活をする聞こえない人を軽視することだ」と指摘し、災害時には「公共放送による迅速にして正確な情報を手話言語と字幕で提供」するよう要請しました。


2024年5月3日(金) しんぶん赤旗


 |