日本共産党の躍進の力を糧に図書館の再生、進展を目指そうと図書館関係者らが2日、党本部で「日本共産党がんばれ! 図書館の会」を開きました。約50人が参加し、田村智子参院議員と懇談しました。
田村議員は、「国会で公務の非正規問題に取り組んでいます。図書館に正規の職員を配置できるよう求めていきたい」とあいさつ。主催者からは、これまで増加していた図書館数が昨年初めて減少したことや、職員の7割が非正規で、指定管理者制度や業務の民間委託が進んでいる現状など、「異常事態」が報告されました。党の文教委員会責任者の藤森毅さんは、教育委員会に現場の声を聞くよう働きかけ、図書館の運動を広げてほしいと話しました。
参加者からは、「司書資格をもっている人が時給800円で働かされ、意欲があっても働き続けられない」「地域資料の価値の分かる職員がいないため、利用が少ない、汚いという理由で廃棄されている」「会社が指定管理者に選ばれないと退職させられ、司書の仕事を続けられない」「正規の学校司書を配置してほしい」など、現状の報告や要望が出されました。
集いでは今後、「日本共産党を応援する図書館関係者の会(仮)」を発足させることが提案されました。
(しんぶん赤旗、2015年3月3日(火))
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